“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン
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Berlin
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パーカッションを演奏しながら応援する男女のグループ。
カメラを意識しながらも、軽快なリズムを刻み続けた。
ベルリン・マラソン(04年9月)

「ベルリンの壁」の崩壊から間もない1990年、東西ドイツ統一の3日前に約2万5000人が壁の跡をまたぐコースを走って、一足先に統一を世界にアピール。3万人以上が走る現在のコースは、旧東西ドイツの行き来を繰り返して都心を周り、統一のシンボルであるブランデンブルク門をくぐってゴールする。

物静かな人が多いとされるドイツ人だが、応援は熱狂的。数多くの大作曲家を生んだ音楽好きの国柄を表わすように生演奏のバンド応援も多く、町中で音楽祭を開いているようだ。

高橋尚子選手が2001年、女性で初めて2時間20分の壁を破って優勝するなど日本の女子選手が活躍している効果もあってか「ガンバッテ!」「コンニチハ!」など日本語による声援も聞こえてくる。
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海外の参加者による前日朝の「ブレックファスト・ラン」。各国の国旗を先頭に、ベルリン五輪の記念競技場を目指す。
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ブランデンブルク門をくぐりゴールに向かうランナーら。門はベルリンの壁の崩壊後、市民らが登って歓喜した場所。
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ランナーらに向かって熱唱するブルース・バンドの歌手。音楽の都とあって、様々なジャンルのバンドが応援する。
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ドイツ名物であるビールのグラスを手に応援する人たち。ランナーだけでなく、応援する側も上機嫌で楽しんでいる。
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母親と思われる女性の肩の上に乗って応援する男の子。父親を待っていたのだろうが、皆に拍手を送っていた。
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派手な仮装で応援する、オランダ人とみられるグループ。移民も多いベルリンでは、外国人による応援も少なくない。
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迷彩服とベレー帽の制服姿で、リンゴを配る若者たち。走っている途中でも、フルーツは食べやすく、おいしい。
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コースわきにベッドを並べての、マッサージのサービス。献身的な指圧を受け、ランナーらは元気を取り戻していた。
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中心街のクーダムで、大胆な露出で応援するチアガール。コースの後半だが、たまった疲れも吹き飛ぶ気分になる。
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ピンクパンサーとみられる、着ぐるみ姿で応援する男性。普段はおとなしいドイツ人も、この日ははしゃぐ人が多い。

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