“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン
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久米島
久米島マラソン(08年10月)

沖縄の離島の清らかな自然の中で開かれるマラソンは幾つもあるが、その先駆けになった大会で、2008年に第20回を迎えた。

人口約9000人の島で、ハーフの部も含めて1600人余りが走り、その6割以上が本土を中心とする島外からの参加者(08年)。町の活性化を掲げる一大観光イベントとあって、久米島町役場の職員が総出になるなど島を挙げて大会を支える。

プロ野球の楽天イーグルスがキャンプで使う競技場から東西の海岸や、以前は別の村だった2つの主要地区を行き来する。沿道では島特産の黒砂糖や塩が配られ、応援の温かさは沖縄ならでは。ゴール後に会場で島内外のランナーが交流するパーティーが開かれるなど、地元の人たちとの触れ合いも楽しい。
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スタッフの帽子をかぶって水などを配る地元の小学生ら。マラソンは、住民が総出で盛り上げる祭りとなっている。
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ピースサインまでして、撮影に応じてくれたオバアたち。椅子にしているのは、沖縄産のオリオンビールのケース。
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コースの前半に、久米島の東海岸沿いを走るランナーら。青い海、澄んだ空気は、見て包まれるだけでいやされる。
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生け垣に設置された手づくりシャワーで水をかぶる女性。10月でも30度近い炎天下では、ありがたいサービスだ。
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小さな太鼓をたたき、オバアらと一緒に応援する女の子。表に出てくれる住民らとの触れ合いは、走る醍醐味だ。
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カンカンと金属的な音を鳴らして、応援していたオバア。かねや太鼓ではなくて、角材でたたくトマトの缶だった。

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