“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン
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London
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妖精のような髪飾りで、めかして応援する3人組の女の子。
姉妹なのだろうか、父親を励ますメッセージを掲げていた
ロンドン・マラソン(06年4月)

約4万人が走る世界最大の大会。ロンドンらしく小雨が降っても、肩を寄せ合うランナーの熱気で寒さを感じないほど。世界標準時の基準地点、グリニッジ天文台近くをスタートし、ゴールのバッキンガム宮殿前に向かう大河のような人波は、何キロたってもばらけない。

派手なコスチュームや着ぐるみで仮装したランナーが多く、声援を送る市民らも華やかな服装が目立つ。レースというより、雰囲気はカーニバルだ。

仮装ランナーらの多くは、チャリティー団体のPRをしている。多額の寄付をすることにより、大会と提携する多くの団体に与えられた出場枠を得て走るランナーは数千人に上る。マラソンが巨大なチャリティー・イベントとなっているわけだ。
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一口サイズに切ったオレンジを、ランナーに差し出す女性。サッカーボールをあしらった髪飾りが、愛らしく揺れていた。
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集合住宅のバルコニーから、声援を送る男女のグループ。足を止めてからカメラを向けると、手を振って応えてくれた。
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コース半ばの広い街路を埋め尽くした大勢のランナーら。大河のように流れる人の波は、前にも後ろにも延々と続く。
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「水支援」を掲げ、ラクダの着ぐるみを被って歩く2人。水不足の地域を助けるチャリティー団体のメンバーらしい。
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スコットランドの民族楽器バグパイプを演奏するグループ。降り続く小雨に濡れたコースに、厳かな調べが流れていた。
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「白血病の子供」と書かれた帽子を被るなどした親子連れ。支援団体の関係者を応援する、患者の子供と親とみられる。
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派手なピンクの妖精の仮装で、一緒に走る男女のランナー。チャリティー団体の関係者の他にも、仮装のランナーが多い。
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スポーツ・バーの店先で、歌を歌う合間に声援を送る女性。後方の旗は、グリニッジが拠点のサッカー・クラブのもの。
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カメラに向かって、ポーズをとってくれたチアガールたち。Tシャツはアルツハイマー病患者の支援団体のものらしい。
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ゴール間近に、バッキンガム宮殿の前を走るランナーら。海外マラソンのスタート・ゴールは、街一番の名所が多い。

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