“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン
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Seoul
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大河「漢江(ハンガン)」に架かる橋の上で、飴を配って応援する女性ら。
背後の幕には「もうちょっと力を出して!」と書いてある。
ソウル国際マラソン(07年3月)

戦前に始まった「東亜(トンア)マラソン」が母体で、2000年に本格的な市民マラソンになり、現在は2万人以上が走る。アジアの大都市のマラソンとしては東京マラソンの先輩に当たる。

朝鮮王朝時代の王宮「景福宮(キョンボックン)」前をスタート。繁華街の明洞(ミョンドン)を通って、ソウルを東西に貫く大河の漢江(ハンガン)を渡り、1988年のオリンピックで使われた蚕室(チャムシル)のスタジアムを目指す。李明博(イミョンバク)大統領が市長だった2005年に川の復元工事が完成し、市民の憩いの場となった清渓川(チョンゲチョン)は両岸を往復。ダイナミックに変化する街の息づかいを感じられる。

制限時間が短め(今は5時間半)で、地元ランナーらの走りぶりは真剣そのもの。「ファイティン(グ)!」「ワンジュハセヨー(完走してよ)!」と声援も硬めの言葉が多い。
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中心街の交差点で、打楽器を演奏して応援する女性ら。通り過ぎざまに、手を挙げて応えるランナーも見える。
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給食所でバナナを差し出しながらポーズをとる女の子ら。テーブルには、韓国の大会で定番のチョコパイも見える。
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民族舞踊の「サムルノリ」を披露して、応援するグループ。飛び跳ねる踊り、躍動的な打楽器のリズムに元気をもらう。
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斬新なデザインのビルを背に、真剣な表情で走るランナー。歴史的建造物とともに、これら新しい街のシンボルも巡る。
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ソウル中心部を流れる「清渓川(チョンゲチョン)」の両岸を走るランナーら。川は暗きょから復元され、市民の憩いの場になった新名所。
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コース後半の沿道で、管楽器やギターで演奏するグループ。譜面台には、「松波(ソンパ)区シルバー楽団」の文字が書いてある。
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国旗の「太極旗(テグキ)」を手に応援するチアリーダー姿の女性ら。横断幕には「ソウル国際マラソン大会」の文字が見える。
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民族衣装を身に着け、太鼓の演奏の合間に応援する女性ら。そばを走り過ぎる際に、手を挙げて応えるランナーもいる。
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民族楽器の手に持つかねを、たたきながら応援する男性。衣装の胸に書かれたハングル「モクトン」は地名らしい。
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ソウルを東西に貫く大河「漢江(ハンガン)」の南側「江南(カンナム)」地区で、新興住宅街にあるアパート群の前の大通りを走るランナー。

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