“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン
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Vancouver
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バンクーバー発祥の地「ガスタウン」で応援する男女。
クラシックな衣装は、19世紀の当時をイメージしてか。
バンクーバー・マラソン(05年5月)

冬季オリンピックの開催で盛り上がるカナダ西海岸で最大の都市バンクーバーにとって、春の観光シーズンの目玉となっている大会。ハーフ・マラソンなども合わせて1万数千人の参加者のうち女性が4割に上り、華やいだ雰囲気が漂う。ゴールデンウイーク中に開催されるため日本人ランナーも多い。

25年前、がんで片脚を失いながらも、がんの研究資金を募って大陸横断マラソンを試みたテリー・フォックス氏の母国とあって、制限時間を設定しないなど、障害者にやさしい。

19世紀の面影を残すバンクーバー発祥の地「ガスタウン」など繁華街の名所を抜け、岬の公園を巡り、後半には住宅街も走る。変化に富んだ景色、陽気な応援−。そのどちらも地元流に言えば「パーフェクト」だ。
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コースの前半、市内を見晴らす高速道路を走るランナー。先にスタートし、追いつかれたウオークの参加者も見える。
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走路の安全を見守る担当らしい、ボランティアの女性ら。コースの終盤で、ポーズをきめて元気を注いでくれた。
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「行け、お父ちゃん」と大きな字で書いた紙を持つ男の子。カメラを向けると、恥ずかしがって顔を隠そうとした。
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コース半ばの住宅街で、くりぬいたスイカを差し出す女性。サングラスをしていたが、外してもらうと笑顔がはじけた。
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立派な住宅の並ぶ前でジュースを飲みながら応援する住民。皆がラフな服装で、ゆったりとした暮らしが垣間見える。
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給水所でコップの飲料を配る、アジア系とみられる女性。多民族の街だけに、記念のTシャツも原住民のデザインだ。
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住宅の塀越しに、国旗を持ち愛犬と一緒に応援する女性。ランナーが飲めるよう、飲料のボトルも用意されていた。
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カラフルなCDを並べ、派手なシャツを着たDJの男性。流してくれる大音量の音楽が体に響き、足どりも軽くなる。
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義足で世界各地のマラソンを走っている日本人ランナー。別のランナーが、追い抜いて行く際に拍手を送っていた。
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40km地点で渡る橋の上で、ランナーを激励する男性ら。「完走メダル」を下げているのは、ハーフの部の参加者。

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